アーユルヴェーダの実践を始めた方や、ティーチャートレーニングやリトリートで体を整えた後、
自宅に戻ってからその習慣を日常に取り入れることに難しさを感じる方は少なくありません。
その中でも、外食の予定は、友人や家族、ビジネスミーティングなど、誰かと過ごす時間は大切にしたい気持ちと、その中で「どこまで意識すればいいのか」迷ってしまう方も多いと思います。
アーユルヴェーダでは自炊が理想とされることもありますが、外食でも選び方を意識することで、
体のバランスを整えやすくなります。
この記事では、外食の場面でも無理なくバランスをとるためのヒントを紹介しています。
大切なのは、完璧を目指すことではなく、その時の状態に合わせて調整することです。
外食で意識したい基本のポイント
外食では、基本の食事の整え方をベースにしながら、できる範囲で調整することが大切です。
重たい食事は、ゆっくりよく噛んで食べることや、量を少し控えめにすることで、体への負担をやわらげることができます。
また、外食の前後の食事でバランスを取ることも、無理なく続けるためのポイントです。
お店選びでは、お客さんの回転がある人気店を選ぶと、比較的質の良い食材で提供される食事に出会いやすくなります。
お肉の量は全体の1/4程度を目安にしたり、お酒を飲む場面ではほろ酔い程度にとどめるなど、小さな意識の積み重ねが大切です。
そして、「これは大丈夫かな」と不安を感じながら食べるのではなく、食事の時間を楽しむ気持ちも、体にとってやさしい選択のひとつです。
詳しい基本の食べ方はこちらの記事で紹介しています
▶︎「健康的な食事の摂り方ガイド」
ジャンル別|選び方のヒント
日本料理:ごはん・味噌汁・主菜・副菜といった定食メニューは、副菜で比較的バランスが取りやすい食事です。お蕎麦などは、天ぷらや副菜で少量の油分をプラスすると満足感が高まります。
洋食:サラダや温かいスープを組み合わせることで、軽さとバランスを意識できます。
アメリカ料理:アメリカ料理:ハンバーガーやフライドポテトなどは重くなりやすいですが、量を控えめにすることで調整しやすくなります。
イタリア料理:パスタやピザはシンプルなトマトベースやオイルベースを選び、味の強さは体調に合わせて無理のない範囲で選びましょう。
スペイン料理:タパスなど少量ずつ楽しめる料理が多く、組み合わせ次第でバランスを取りやすいです。揚げ物の量に注意します。
中華料理:油を多く使う料理が多いですが、蒸し料理や中華粥などを選ぶと軽さを保ちやすくなります。
韓国料理:発酵食品や野菜が多く取り入れやすいですが、辛味や塩味を摂りすぎないように意識します。
タイ料理:ハーブやスパイスが豊富で消化を助ける一方、辛さや酸味が強いものは体調に合わせて選びます。
ベトナム料理:フォーや生春巻きなど、比較的軽く消化しやすい料理が多く、バランスを取りやすいです。
スリランカ料理:スパイスを使ったカレーや副菜の組み合わせで、自然と多様な味を取り入れることができます。
インド料理:スパイスが使われているものも多く、消化の助けになる一方で、油や辛さが強くなりすぎないように調整することがポイントです。
カフェ・軽食:サンドイッチやサラダだけでなく、スープや温かい飲み物を組み合わせることで、消化への負担をやわらげることができます。
ドーシャ別|外食のポイント
ヴァータが乱れやすい方は、温かく消化にやさしい食事を意識する
ピッタが高まりやすい方は、辛さや酸味の強いものを控えめにする
カパが重くなりやすい方は、軽さや巡りを意識した食事を選ぶ
ヴァータ(不規則・冷えやすい)
・和食:温かい定食や煮物、味噌汁を選ぶ
・イタリアン:オイル系や温かいパスタを選ぶ
・中華:蒸し料理やあんかけなど温かくしっとりしたもの
・カフェ:温かいスープやホットドリンクを組み合わせる
冷たいもの・乾いたものを避け、温かさと少しの油分を意識します。
ピッタ(熱がこもりやすい)
・和食:シンプルな味付け、焼き魚や野菜中心
・イタリアン:軽めのパスタ、辛味は控えめ
・タイ・韓国:辛さを控えめに調整する
・カフェ:サラダ+穏やかな味のスープ
辛味・酸味・刺激の強いものを控え、落ち着いた味を選びます。
カパ(重くなりやすい)
・和食:揚げ物を避け、焼き物や蒸し料理を選ぶ
・中華:蒸し料理やスープ系
・イタリアン:クリーム系よりトマト系、量は軽め
・カフェ:軽めのサラダやスープ中心
重たい・油分の多いものを控え、軽さと巡りを意識します。
※これらはあくまで目安です。体調や季節によっても感じ方は変わるため、その時の状態に合わせて無理なく選ぶことが大切です。
完璧でなくて大丈夫
外食ではすべてを理想通りに整えることは難しいものです。
無理なく続けられる範囲で、少しずつ整えていきましょう。
基本の食事の整え方については、こちらの記事でも紹介しています。
日常の食事とあわせて、無理のない範囲で取り入れてみてください。
