これまで、アーユルヴェーダの食生活を、外食、コンビニ、お弁当、人付き合い、食事ジャーナルと、日常生活に取り入れるヒントを紹介してきました。
ここまで読んでくださった方の中には、
「ちゃんとできるだろうか」「毎日続けなければ意味がないのでは?」
そんなふうに感じている方もいるかもしれません。
ですが、アーユルヴェーダの食事は、完璧を目指すためのものではありません。
アーユルヴェーダは「観察」の智慧
アーユルヴェーダの食事は、これを食べれば健康になる。この食事が絶対に正しい。
という考え方ではありません。
大切なのは、「自分の体に対する理解を深めること」です。
そのためには、体調を観察し、季節を感じ、食後の感覚に耳を傾けます。
食事をする環境や食べ方、その時の心の状態は、食後の体や心にさまざまな影響を与えます。
その反応を日々観察し、小さな変化に気づいていくことが大切です。
毎日できなくても大丈夫
忙しい日や仕事が遅くなる日は、外食をしたりコンビニを利用する日、アーユルヴェーダを意識しない食事をする日もあるでしょう。
また、家族や友人と同じテーブルを囲むことや、旅先で新しい食事と出会うことは、私たちの人生の楽しみであり心を豊かにしてくれる存在だということも忘れないでください。
80点で続ける
毎日厳格に続けていたアーユルヴェーダの食事が1日できなかったとしても、その日の感覚を観察し、翌日に少し調整すれば十分です。
「温かい食事にしよう。」
「いつもよりゆっくり噛んで食べよう。」
「スマホを置いて食事だけに意識をして食べよう。」
そんな小さな積み重ねでも十分です。
100点を3日続けるより、80点を一年続ける方が、きっと心も身体も喜びます。
食事は人生の一部
食事は健康を支える大切な要素ですが、それだけがすべてではありません。
睡眠。呼吸。運動。季節。人と関わる時間。すべてが影響し合っています。
アーユルヴェーダの食事が100点満点にできなかったとしても、他のことで健康的な暮らしを意識することはできます。
まとめ
皆さんがアーユルヴェーダの食事を始めよう、興味を持ったきっかけを思い出してみてください。
きっと、「体に良さそうだな」「健康や美容効果が期待できそう」
そんな思いから始めた方も多いのではないでしょうか。
アーユルヴェーダの食事は健康的な体づくりや、美しい肌を目指すうえでも役立つ考え方だと思います。
しかし、それ以上に大切なのは、「自分自身を知ること」です。
完璧さを求めることで、完璧にできなかったときの自分を責めたり、罪悪感を感じる必要はありません。
自分自身でストレスを生み出す必要はありません。
アーユルヴェーダは、自分を縛るためのルールではなく、自分をより深く理解し、自分らしく心地よく暮らすための智慧です。
自分への新しい気づきや変化を楽しみながら進めていきましょう。
▶︎「アーユルヴェーダと食事」実践シリーズでは続けるポイントやヒントをまとめて紹介しています。
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アーユルヴェーダの食事の基本
