アーユルヴェーダと人付き合い|実践を無理なく続けるために

AYURVEDA

ヨガやアーユルヴェーダの実践を始めた方や、トレーニングやリトリートで体を整えたあとに、
自宅に戻ってからその習慣を日常に取り入れる難しさを感じる方は少なくありません。

私自身も、初めてのトレーニングから戻ってすぐは、覚えたての知識をどのように生活に落とし込むかとても悩んだ経験があります。

その中でも、特にヨガやアーユルヴェーダを知らない人との外食の予定は、
「どこまで意識すればいいのか」迷ったり、
「今日は意識するのは無理かもしれない」と、諦めてしまった経験もあります。

友人や家族との食事やビジネスミーティングなど、誰かと過ごす時間は大切な時間です。
「私はアーユルヴェーダの実践をしているのでアーユルヴェーダのレストランしか行きません」と、
宣言してしまえば、実践する側は楽かもしれませんが、現実にはアーユルヴェーダ式のレストランを探すのは、外食の選択肢が多い東京でもなかなか難しいものです。

同様に、ヨガの実践を通して菜食に食事を切り替える方も多いと思います。
特に菜食へと切り替えをしている時期は、特に周りからの認識も薄いため、
「どうしてお肉食べないの?」と、
不思議がられたり、驚かれたりすることもあるかもしれません。

日本では、菜食の種類や考え方について、まだ十分に知られているとは言えませんし、
アーユルヴェーダの食事については、さらに認知が少ないように感じます。
周囲に理解してもらえないことも自然な事だと思います。

自分の体に合う食事や思想を大切にすることは、とても大事なことですが、
私たちの食事は、栄養を摂るだけでなく、人とのつながりや心の豊かさとも深く関わっています。
誰かと食卓を囲んで「美味しいね」と、楽しく笑い会う時間が持てることは、
自分1人では得られない精神的安らぎや喜びを与えてくれます。
このような食事は、自分の練習だけでは得られない心を整え、
人生を豊かにしてくれる大切な時間だと思います。


厳格に実践している人の中には、
「人付き合いを変えた。(または止めた)」、「変える必要がある」という人もいますが、
私自身は、自分が実践しているライフスタイルで、人付き合いを丸ごと変えてしまうことは、
少し寂しいように感じてしまいます。

私たちの体が一人ひとり違うように、健康への考え方や価値観も、人それぞれ異なります。
ヨガやアーユルヴェーダの実践もまた、一人ひとり違う経験と気づきをもたらすものです。

実践を続けていく中で、
「アーユルヴェーダの食事が食べれる場所があるみたいだから一緒に試してみない?」というのは、
お互いの世界が広がりますが、
「健康に良いから!」「あなたもやってみた方がいい!」といって、
周りの人に押し付けることは少し違うように感じます。

その中で「どうしてわかってくれないのだろう?」、「この人はわかってくれない!」と、
受け入れられない寂しさや、孤独を感じるようなこともあるかもしれませんが、
考えすぎなくていいと思います。

人は人、自分は自分。
適切な距離感を持てるようになると、実践も、人との関係も、少し楽になることがあります。

私自身は、完璧に実践することよりも、上手にバランスを取りながら無理なく続けていくことの方が、ずっと大切なのではないかと感じています。

ヨガもアーユルヴェーダも何事も完璧であろうとするのではなく、
上手に生活に溶け込ませていくために、バランス感覚を意識してもらえると嬉しいです。




タイトルとURLをコピーしました