ペパーミント Pepper mint

精油図鑑

すっきりとした清涼感のある甘いミントの香りの精油

植物情報

名前:ペパーミント
別名:セイヨウハッカ(西洋薄荷)
科名:シソ科
学名:Mentha ×piperita
主な産地:アメリカ、インド、中国、イタリア、オーストラリア

ヨーロッパ原産の湿り気を好む多年草。土の中で根を横に伸ばし、節から次々と新芽を出して広がり、切れた根や茎からも発芽する非常に強い生命力を持つ植物です。
ペパーミントはウォーターミントとスペアミントの自然による交配種といわれています。ミント属は変異を起こしやすく種類が豊富なのも特徴です。
学名の piperita は「胡椒のような」を意味し、清涼感の中に感じられる刺激的な香りを表していると考えられています。

ヨーロッパでは古代ギリシャ・ローマ時代からハーブティーなども人気があり、長く親しまれてきました。

エジプトでは、神事や王の葬儀などの際に複数の香料を混ぜた薫香「キフィ」が焚かれていましたが、その香りにも使われていました。

精油情報

抽出部位:葉
抽出法:水蒸気蒸留法
色:透明(無色)
揮発度:トップ〜ミドルノート
香りの強さ:強
香調:ハーバル・ミンティノート
主な成分:ℓ-メントール、メントン、酢酸メンチル、イソメントン、ネメトントール

私たちの日常に馴染みのある清涼感のあるミントの香りが特徴的です。
その清々しい香りは、ガムなどの食料品や、歯磨き粉、消臭剤などの生活用品、化粧品などの香料として様々な用途に使われています。

精油の働き

ペパーミントは、メントールを豊富に含む、清涼感のある爽やかな香りが特徴の精油です。
気分をすっきりとリフレッシュさせたいときや、集中したいとき、頭を切り替えたいときの芳香浴によく利用されています。

利用シーン

アロマテラピーでは次のような場面で利用されています。

心:気持ちを落ち着かせ、リフレッシュしたいときや、眠気覚ましやめまいなどに、意識をはっきりさせたい時に利用されます。
体:吐き気や乗り物酔いなどの気分の悪い時や、鼻詰まりや花粉症など呼吸器の不快感にも利用されます。
肌:日焼けした肌のほてりをクールダウンさせたり、ニキビなどの肌トラブル、かゆみを抑えたいときに利用されます。
生活:虫除けや下駄箱などの消臭、掃除などに利用されます。

主な作用:清涼、覚醒、鎮痛、抗炎症、鎮痙、去痰、制吐、消化促進、抗菌作用など

おすすめの使い方


芳香浴、吸入など

注意

  • 皮膚刺激があるので低濃度で使用する。
  • 大人でも広範囲には使用せず部分使用に留める。
  • 妊娠・授乳中と乳幼児に使用は避ける。
  • 高齢者の使用も低濃度で行う。
  • 3歳以下の子どもの顔、またはその近くに塗布しない。
  • メントールの香りは揮発しやすく、成分が失われやすいので早めに使い切る。

スピリチュアル

チャクラ:⑤スロート

  • 停滞したエネルギーや思考をクリアにする
  • エゴに働きかけ自惚うぬぼれを消散させる
  • 劣等感を乗り越えるのを助ける
  • 清潔さと関連し、倫理的な人生を歩みたい人を助ける

アーユルヴェーダ

ドーシャへの影響:V−、P ↓、K↓
エネルギーの質:冷却、保湿性

相性の良い精油

・レモン、オレンジ、グレープフルーツ、マンダリン
・ゼラニウム、ラベンダー、
・コリアンダー
・サイプレス、シダーウッド、ローズウッド


AEAJ アロマテラピー検定 1/2級 「精油のプロフィール」学習のポイント

AEAJ アロマテラピー検定 1級 /2級「精油のプロフィール」覚えておきたいポイント

原料植物名:ペパーミント
別名:セイヨウハッカ
科名:シソ科

抽出部位:葉
抽出法:水蒸気蒸留法

注意事項:皮膚刺激

・学名の piperita は「胡椒のような」を意味し、清涼感の中に感じられる刺激的な香りを表していると考えられています。
・ミント属は変異を起こしやすく、様々な種類がある。
・ペパーミントは、ウォーターミントとスペアミントが自然交配して生じたとされている。
・清々しくクールなミント特有の香りは、その清涼感から食品、医療品、化粧品など様々な用途に使われる。

※この項目は、AEAJアロマテラピー検定の学習をサポートする目的で作成したオリジナルコンテンツです。AEAJの公式教材ではありません。受験の際は最新の公式テキスト・試験要項もあわせてご確認ください。

注意・免責事項
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参考文献

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