森林を思わせる爽やかな香りと浄化に優れた精油
植物情報
原料植物名:ジュニパーベリー、コモンジュニパー
別名:セイヨウネズ、ジュニパー、ビャクシン
科名:ヒノキ科
学名:Juniperus communis
主な産地:アルバニア、イタリア、インド、オーストラリア、フランスなど
北半球の乾燥した丘陵地や山地に自生する常緑の針葉樹。5〜8mmほどのブルーベリーに似た青黒い球果をつけます。
地理的な違いによって形態に変異がみられ、さまざまな栽培品種が存在します。
成熟した球果は、松脂を思わせる苦みのある独特の香りをもち、17世紀のオランダでは洋酒のジンの香りづけにも利用されました。
ジュニパーは古くから世界各地で利用されてきた植物のひとつです。
ヨーロッパでは、病を寄せ付けないという考えから、悪魔よけや魔除けの象徴として病院などで焚かれたり、置かれたりしていました。
また、バビロニア、古代エジプト、チベット、ネイティブアメリカンなどの文化でも、儀式や祈りのための薫香として用いられてきたとされています。
精油情報
抽出部位:球果
抽出法:水蒸気蒸留法
色:無色
揮発度:トップ(〜ミドルノート)
香りの強さ:中
香調:ウッディノート
主な成分:α-ピネン、β-ミルセン、サビネン、ゲルマクレンD、d -リモネンなど。
森林の中にいるような、スーッとした爽やかな香りが特徴です。
ウッディでありながら軽やかな清涼感があり、果実を思わせるほのかな甘さも感じられます。
α-ピネンを比較的多く含み、酸化しやすいため、直射日光や高温を避け、冷暗所で保管しましょう。開封後はできるだけ早めに使い切ることをおすすめします。
精油の働き
森林を思わせる爽やかな香りで、心身をすっきりとリフレッシュしたいときに利用される精油です。
アロマテラピーでは、気分転換やむくみが気になるとき、皮脂による肌トラブルなど、さまざまな場面で利用されています。
利用シーン
アロマテラピーでは次のような場面で利用されています。
心:人の多い場所や周囲の人に気疲れしてしまったとき、混み合った場所や公共交通機関などで人酔いなどの気分がすぐれないときに。リフレッシュし、前向きな気分に切り替えたいときに利用されます。
体:利尿を促す精油として知られ、むくみが気になるときや、すっきりとした軽やかさを取り戻したいときに利用されます。また、関節炎やリウマチなどによる痛みのケアにも、伝統的に利用されてきました。
肌:皮脂のバランスを整えたいときに利用され、オイリー肌によるニキビなど、皮脂が気になる肌のケアにも用いられます。
生活:空間をすっきりとした清潔感のある香りにしたいときや、森林浴をしているような爽やかな香りで気分転換したいときに。仕事や勉強の合間のリフレッシュにも利用されます。
主な作用:強壮、抗炎、殺菌、鎮痛、鎮静、利尿、消化促進作用など。
おすすめの使い方
芳香浴、沐浴、吸入、湿布、トリートメント、手作りコスメなど。
注意
- 妊娠中、分娩後は使用を控える。
- 授乳中は半分以下の濃度で使用する。
- 古くなったものや酸化したものは使用しない。
- 腎臓に障害がある場合は使用しない。
スピリチュアル
チャクラ:③太陽神経叢、⑤スロート
- 強い浄化力。身体的、霊的、オーラ、空間の浄化を助ける。
- 後悔やカルマなど、過去が原因となるエネルギーのブロックを外したいときに。
- 霊的成長を妨げる習慣を手放したいときに。
アーユルヴェーダ
ドーシャへの影響:V↓、P↑、K↓
エネルギーの質:保温
相性の良い精油
・ゼラニウム、ローズマリー、タイム、クラリセージ、オレンジ
・レモン、グレープフルーツ
・ラベンダー
・ブラックペッパー
・シダーウッド、サイプレス、ローズウッド、ユーカリ
・フランキンセンス、ベンゾイン
AEAJ アロマテラピー検定 1級 「精油のプロフィール」学習のポイント
AEAJ アロマテラピー検定 1級 「精油のプロフィール」覚えておきたいポイント
原料植物名:コモンジュニパー
別名:セイヨウネズ
科名:ヒノキ科
抽出部位:球果
抽出法:水蒸気蒸留法
・北半球の乾燥した丘陵地や山地に自生する常緑の針葉樹。
・地理的な違いによって形態に変異がみられ、さまざまな栽培品種が存在する。
・松脂に似た苦味のある香気は古くから、お酒のジンの香りづけに用いられてきた。
・森林を思わせるスーッとした爽やかな香りとウッディ感が特徴。
※この項目は、AEAJアロマテラピー検定の学習をサポートする目的で作成したオリジナルコンテンツです。AEAJの公式教材ではありません。受験の際は最新の公式テキスト・試験要項もあわせてご確認ください。
注意・免責事項
アロマテラピーは医療行為ではありません。本サイトに掲載している内容は、精油に関する一般的な情報や伝統的な利用法、文献をもとにまとめたものであり、効果や効能を保証するものではありません。
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参考文献
