セサミオイルのキュアリング

AYURVEDA

アーユルヴェーダのセルフケアに使うセサミオイルとは?

アーユルヴェーダのセルフケアに使われるオイルにセサミオイル(ごま油)があります。

セサミオイルは、私たちの最大の器官である肌を癒し、筋肉を強く、髪をなめらかにする手助けをしてくれます。また、過敏になった神経系を落ち着かせ、温める作用があるので冷え性の方にも適したオイルです。

アーユルヴェーダで用いられるセサミオイルは、原料の胡麻を生のまま低温圧搾法で抽出したごま油でを「キュアリング」と呼ばれる熱処理を施したものを用います。

この熱処理の一手間は、オイルの栄養成分を高め、オイルの肌への浸透力を上げてくれるといわれています。

生のごま油は日本でも国産のものがスーパーやオンラインなどで手軽に購入することができます。
また、「キュアリング」と呼ばれる熱処理は自宅でも簡単に行うことができます。

マッサージに使うオイルの中でも日本人の私たちにも簡単に手に入れやすく、扱いやすいオイルだと思います。

この記事では、マッサージ用のごま油の選び方や熱処理の方法を紹介しています。
セサミオイルの特徴やはたらきなどについてはこちらの記事をご覧ください。
セサミオイル|特徴や働き、セルフケアのヒント

ごま油の選び方と手作りのメリット

スーパーやオンラインなどで購入できます。
焙煎していない生のごまを搾った「生ごま油」を選びます。色は淡い黄色から白色の薄い色のものです。これはごまの風味や香りが控えめでサラダやお菓子作りなどにも利用できる口にしても安全な油です。
ごま油は日本人の私たちにも古くから親しまれてきた油なので、日本各地で昔からの製法で丁寧に作られたごま油が手に入ります。
産地や育成方法などの情報にもアクセスしやすく安心して使える鮮度の高いものが手に入ります。

自宅でマッサージ用オイルを処理するメリット

・原料の産地や製法などを選べる。
・必要量を準備できる。
・鮮度が高いものが使える。
・コストを抑えられる。

産地や製法などの「ごま油」選びからすることができることや、自分が必要な量を準備することができること(※熱処理の性質上、ある一定の量はまとめて作る方が安全です。)、熱処理をしてから時間が経っていない鮮度の高いもので作ることができます。
自宅で毎日のケアに使うのでコストが抑えられるのも魅力のひとつです。

キュアリング(熱処理)のやり方

準備するもの

・生のごま油(サラダ用などの焙煎されていないもの)
・ステンレス製の鍋など(表面にコーティングがされていないもの)
・高温も測れる調理用の温度計
・保存容器に移す時に使うステンレスロート
・耐熱性の保存容器(遮光のもの)
・ステンレス製のピッチャー(オイルマッサージの時に使います)

調理用の温度計は、天ぷらなどの揚げ物をするときに使う鍋の淵にかけるタイプのもが便利です。
熱処理後に使う保存容器は、耐熱性と遮光性を考えるとステンレス製のボトルが望ましいですが、ごま油が入っていた空き瓶を利用するのも良いと思います。
※空き瓶を使う場合は熱処理後の油をしっかりと冷ましてから瓶に戻すように注意してください。

マッサージなどでオイルを温める時の湯煎用にステンレス製の、コーヒーのミルクを温める時に使うピッチャーがあると便利です。

キュアリング

STEP 1
鍋に温度計をセットしてオイルを全て入れ、弱火にかける。
油の温度の上昇速度が速いと、火を止めた後も温度が上がり続けてしまうので、ゆっくりと温度を上げていきます。

STEP 2
油の温度が上がり、100°c位になったら火を止める。

STEP3
自然と110°c位まで温度が上がるのを確認したら完了です。
安全に保存容器に入れるために温度が下がるのを待ちます。

STEP4
人肌程度まで温度が下がったら保存容器に移し冷暗所で保管します。

※熱処理には油と火を使います。十分に注意をして行ってください。

使い方

オイルを湯せんをして人肌程度に温めて使います。
頭皮、肩、背中、腰、手足の関節や筋肉、足の裏まで全身のマッサージに使えます。
ごま油だけでもOKですが、お気に入りの精油を加えても。

使えない人

生理中は頭部へのマッサージは控えます。また、ピッタが過剰なときや夏場の暑い時期は、皮膚に炎症や異常が出やすくなることがあります。異常がある際や異常が現れた際は使用を中止してください。

タイトルとURLをコピーしました