アーユルヴェーダの鼻のケア
アーユルヴェーダでは、「鼻は脳の扉」ともいわれています。
風邪やアレルギー、花粉症や鼻炎などの鼻のトラブルで、頭がぼーっとしてしまった経験がある方も多いと思います。
この記事では、アーユルヴェーダで日常的に行われている鼻洗浄ジャラネーティー(Jala Neti)のやり方や注意点、鼻のケアの方法を紹介しています。
ジャラネーティー(Jala Neti)とは?
サンスクリット語でJalaは「水」を表し、Netiは「清める、洗浄する」などの意味があり「水で清める」「水で洗浄する」など、一般的に「鼻洗浄」や「鼻うがい」などと呼ばれています。
アーユルヴェーダでは、カパのアンバランスになったときに出やすい鼻炎や鼻づまりを解消してます。鼻の通りが良くなり体内に空気を取り込むのが楽になり、頭がすっきりしてきます。
ジャラネーティーは、ディナチャリアのひとつとして、朝のケアに行います。
ティーポットのような形をしたネティポット(ロタ)を使って鼻腔洗浄を行うことで、鼻腔に入った汚れやウィルスを身体の外へ排出します。
鼻の中の洗浄というと怖いイメージもあるかもしれませんが、慣れてしまえばとてもスッキリするので、特に鼻炎の方にはお勧めです。
ジャラネーティーのやり方
準備するもの
- ネティポット
- 岩塩
- お湯
- セサミオイル(洗浄後の鼻腔ケア用)
やり方
- 沸かしたお湯をネティポットに入れ、岩塩をひとつまみ入れてよく溶かします。
- 1にお水を加えて人肌程度の温度になるように調整します。温度が高すぎないか指などで確認します。
- 片方の鼻にネティポットの先端部分を入れてお湯を流し込み、反対側の鼻からお湯を出します。
- この時に鼻呼吸をするとプールで水が鼻に入った時のようなツーンとした刺激が走るので、お湯を流している際は必ず口呼吸を行います。
- 反対側も同様に行います。
- 左右終わったら鼻をかんで、鼻腔から水分を全て出し切ります。
オイルケア
ジャラネーティーが終わったらセサミオイルを使って粘膜の保湿を行います。
横になって、鼻の頭側(人中側ではない方)からセサミオイルを数滴、鼻腔へ流し込みます。
鼻の奥まで流れたら、余分なオイルは鼻の穴の中全体に薄く塗ります。
鼻腔にオイルが余っている感覚があれば、軽く鼻をかんでティッシュでオフします。
このオイルケアは、冬場は空気の乾燥で鼻の中が乾いてツンとした痛みを感じるという方にもお勧めです。
※セサミオイルについてはこちらの記事をご覧ください。
「セサミオイル|特徴や働き、セルフケアのヒント」
ネティポットの選び方
ネティポットはオンラインショップなどで購入できます。さまざまな材質のものが販売されていますが、陶器製のものがお湯を注いだ時の熱伝導が緩やかで使いやすいと感じています。
鼻の洗浄に抵抗がある場合は、まず入浴時に鼻の中全体をきれいに洗い流すことからはじめてみてください。毎晩鼻の中をきれいに洗い流すだけでも、翌朝の呼吸に変化があります。
最近では日本の製薬会社さんなどからも「鼻洗浄」や「鼻うがい」の商品が多数販売され始めています。はじめての方はそちらから試してみるのも良いかもしれません。

