クローブを思わせるグリーン感のある深いオリエンタル調の香りの精油
植物情報
名前:カーネーション Carnation
別名:オランダ石竹(セキチク)、クローブピンク、ジリフラワー
科名:ナデシコ科
学名:Dianthus coryphyllus(ダイアンサス カリオフィルス)
主な産地:エジプト、フランス、イタリア
日本のカーネーションにはほとんど香りがありませんが、本来は香りの強い花でクローブに似たスパイシーで甘い香りがあります。現在流通している品種の多くは品種改良により香りが弱くなっているため、一般的にカーネーションの香りを認識できる人は非常に少ないといわれています。
属名のDianthusはギリシャ語の「Dios(神)」と「anthos(花)」が語源で、「神の花」を意味します。種小名は本来の花の香りがクローブに似ていることから「caryophyllus(カリオフィルス)」クローブに由来しており、カーネーションの特有の香りにちなんで名づけられました。
ヨーロッパでは古くから料理や香水の原料として使われていました。
日本でも母の日にカーネーションの花を贈りますが、その起源は1907年のアメリカのアンナ・ジャービスという母を亡くした1人の女性から始まります。
アンナは敬愛してやまない亡き母を偲ぶ日々の中で、世の母親に感謝を表す記念日づくりを思いたち、周囲の協力を得て教会で追悼会を開き、亡き母が好きだった白いカーネーションを参列者に配りました。この活動は教会を通じてアメリカ全土に広まり「母親のための記念日」として制定されました。これをきっかけに、カーネーションは「母を想う花」のシンボルとなりました。当初は健全な母には赤色、亡き母には白いカーネーションを贈っていたそうですが母を亡くした方への配慮から母の日に贈るカーネーションは赤色が定着していったそうです。現代では花言葉やそれぞれのお母さんの好みに応じて様々な色の花のカーネーションが贈られるようになりました。
精油情報
抽出部位:花
抽出法:揮発性有機溶剤抽出法(アブソリュート)
色:緑がかった薄茶色
揮発度:ミドルノート(〜ベースノート)
香りの強さ:中
香調:フローラルノート
クリスチャンディオール、イブサンローラン、エルメスなどの有名な香水に使われていますが、貴重で高価なため、現在は多くが合成香料が使用されています。
精油の働き
心:ネガティブな感情を取り除き、気分を高揚させ、幸福感をもたらします。また、物事への意欲を高め、前向きな気持ちにさせてくれます。
体:更年期の不快な症状や月経痛、心臓障害、エネルギーの回復。
肌:シワや乾燥肌の緩和、肌の調子を整える。
作用:神経強壮、鎮痙、鎮静、鎮痛、保湿
適用:神経過敏、精神疲労、不眠、緊張、不安、月経痛、シワ
使用法
芳香浴、トリートメント、コスメ
使用上の注意
特になし
スピリチュアル
チャクラ:④アナハタ(ハート)チャクラ
- 感情体やオーラ層に活力を与え、感情、精神、霊性のバランスを取るのを助けます。
- 恐怖心や神経の緊張を和らげる効果も期待できます。
- 不安や落ち込みを和らげ、幸福感をもたらす
相性の良いブレンド
シトラス、フローラル、ハーバル系の精油との相性が良いです。
・ベルガモット、マンダリン
・イランイラン、ローズ、ラベンダー
・クラリセージ
・コリアンダー
・ベンゾイン、ミルラ
